株式会社ぜん

心の状態

2018年12月19日

脳外科医の篠浦先生の著書「逆境をプラスに変える吉田松陰の究極脳」の中で以下のような記述があります。

「実は、米国のハーバード大学がおこなった心理学の実験で、ストレスの受け取り方により、身体の反応が全く違うというデータがあります。ストレスを受けると通常、心臓からの拍出量が下がり血管の抵抗が増し、身体に悪い影響を与えます。ところが、ストレスは身体にいい反応を起こすという考え方をすると、逆にストレスにより心臓からの拍出量が上がり血管の抵抗が減り、身体にいい影響が出ます。 これは大規模な追跡調査でも同じような結果が出ており、ストレスが健康に悪いと思っている人たちの死亡率はそうでない人に比べてかなり上がりますが、ストレスを強く感じていてもストレスと健康は関係ないと思っている人の死亡率はかなり下がり、ストレスをあまり感じていない人よりも低いということでした。
つまり、ストレスを感じているが、それは身体に悪いと思っていない、むしろストレスは身体にいいと思うと、一番健康になれることになります。」

これこそが私たちが最も間違えてしまいがちな健康に対する誤解ではないかと考えています。人間の身体はこのような外的なインプットがそのまま同じアウトプットを作らない。食べ物も栄養も同じですが、一般にいいと思われている食ベ物や栄養も、このような心の状態の変化によって、良くも悪くもなる。一般に悪いと思われている食べ物や栄養も心の状態によって良くも悪くもなりうる。科学的調査には必ず前提条件があり、ある一定の条件下では、というものがつきます。その際にこの心の状態、その人の考え方というものは要素に入っていません。それらは一定であると仮定しています。

しかし現実には、このハーバードの研究にあるような人の考え方、心の状態が、インプット以上に結果を決めてしまうということが起きうるのが人間の身体、心と一体となったからだであると思います。

とすると、本当の健康を作るためには、この考え方、心の状態というものを作ることこそ必要なのではないか?

このことが、私たちが、私たちのマインドフルムーブメント、ピラティス、ヨガを通して行っていきたいことになります。

この分野はこれからの科学、100年後の科学ではあると思います。100年後の結果を待つことなくして、日々本当の健康を作り出していきたいものです。

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